nba 順位 表とは、英語の「Frailty（nba 順位 表ティ）」が語源で「虚弱」を意味します。その定義は、「加齢とともに心身の活力（運動機能や認知機能等）が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされています。
簡単に言うと、下図のように健康な状態と、日常生活でサポートが必要な介護状態の中間の状態です。
nba 順位 表の段階なら、まだ健康な状態に引き返すことは可能ですが、介護状態に至ってしまうと、健康な状態を取り戻すのはむずかしくなってしまいます。
高齢者のnba 順位 表予防が健康寿命延伸には重要となっており、さまざまな対策が打ち出されています。

nba 順位 表を予防するためには、「栄養」「運動」「社会参加」の3つの柱が大切だと言われています。
この3つのうち、どれか1つをすればよいというものではなく、お互いに影響し合っているのです。
自分のライフスタイルの中で、 3つの柱を、無理なく、バランスよく組み込んでいきましょう。
噛んだり、飲み込んだり、話をしたりするための歯や口の機能を維持しながら、栄養については、バランスのよい食事を1日3食欠かさずに、おいしく食べ続けることを目指しましょう。

体のさまざまな部位の運動機能・運動器の障害により、移動機能が低下した状態を「ロコモティブシンドローム」と呼び、その中でも、高齢に伴い筋肉の量が減少し筋力の低下を来した状態を「サルコペニア」と呼びます。

低栄養の状態では、筋力が衰え、筋肉量が減少してしまいます。
筋肉が減ってしまうと、外出するとすぐに疲れるようになってしまい、運動量が減ってしまいます。
運動をしないと食欲も出ないため、さらに栄養状態が悪くなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
筋肉量を維持するためには、毎食のたんぱく質の摂取と、適度な運動を習慣にすることが必要です。

厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査においては、介護が必要になった要因として関節疾患・骨折・転倒が約5人に1人を占めており、自立して生き生きと暮らすためにはnba 順位 表およびサルコペニア予防が大切なのです。

たんぱく質は3食均等に摂った方がよい、という報告もされています。下のグラフは、たんぱく質を朝食、昼食、夕食の3食で均等に摂った場合と、夕食に偏って摂った場合の骨格筋合成速度を比較したものです。
1日の摂取量の合計は両方とも約90gで変わりませんが、3食均等に摂った場合は、偏って摂った場合より骨格筋合成速度が25%も高かったことを示しています。
食が細くなりがちな高齢者は、毎食少しずつでもたんぱく質を摂取できるよう工夫しましょう。

高齢者の栄養管理には、筋肉だけでなく骨も大切です。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは骨密度を規定する「骨密度」や「骨質」が低下し、骨折しやすくなった状態のことを指します。
加齢に伴い骨代謝のスピードが落ちることや、女性の場合、50歳頃で閉経をむかえるとエストロゲンが減少するため、骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨粗鬆症になりやすくなります。
下の表を参考に骨の健康に気を付けましょう。